母乳やミルクは赤ちゃんにとっては最大の栄養源で成長に欠かせません。
いろいろな理由で母乳ではなくミルクを利用する人はたくさんいます。
もちろん併用している方もいらっしゃいますよね。私自身も今8ヶ月の男の子をミルクと母乳で育てています。
水道水はそのまま飲めます。
水質のチェックが厳しく行われているので、そのまま飲めると言われていますが、実際水道水をそのまま飲んでいる人は少ないでしょう。
昔は水道水をそのまま飲んでいた人も、今は飲まないというケースも増えてきています。
浄水器をつけたり、ウォーターサーバーを使ったり、ミネラルウォーターを購入したりと、対策をとっている人も多いです。
そのため、水道水でミルクを作ることに対して疑問を持つ方も増えています。
水道水をそのまま使ってもいいのだろうかと、赤ちゃんが産まれたことによって改めて考えさせられるでしょう。
良い機会だと思って、水道水でミルクを作っても良いのか考えてみてください。
目次
1.水道水でもミルクを作れるとミルクを作り続ける人も多い
水道水でミルクを作っても良いのかとママ友などに話を聞くと、水道水で作れると答える人もいれば、水道水は危ないよという人もいます。
全員が水道水を避けているということではありません。
インターネット上で調べても、同じような結果が出てくるでしょう。
水道水でそのままミルクを作ることは危ないという話を聞いたことはあっても、水道水でミルクを作り続ける人もいます。
水道水は危ないと少し耳にしたことはあるものの、具体的にどう危ないのかは聞いていないというケースもあるでしょう。
また、話を聞いたが理解していないということから水道水は大丈夫と判断することもあります。
両親は自身が赤ちゃんのときに、水道水から作ったミルクを飲ませていたから大丈夫と言っていたから、我が子にも水道水で作ったミルクを与えると考えるご家庭もあるでしょう。
1度疑問を持ったものの、赤ちゃんのミルクを水道水で作り続けるという例も少なくないのです。
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2.なぜ赤ちゃんのミルクを水道水で作ると危険なのか
水道水は危ない、そのままでミルクを作ったら危険という話をよく耳にするでしょう。
水道水をそのまま飲んではいけない、お腹が痛くなると両親に聞かされて育ったという人もいます。
飲み水としても抵抗がある水道水を、赤ちゃんのミルクを作るときに使用してはいけないと避ける人も増えてきました。
水道水はそのままだと、水道局できれいにしているだろうけれども、悪い物質が入っているのではないかと心配になるかもしれません。
また、臭いも気になってそのままでは使用できないと考える人もいます。
塩素消毒による特有の臭いと味がすると、苦手意識があり水道水をそのまま飲めないという人もたくさんいるでしょう。
なぜ赤ちゃんのミルクを水道水で作ると危険なのでしょうか。
いくつか理由があるので見ていきましょう。
2-1.水道管の中は大変汚い状態
水道水は厳しい基準をクリアしていて、日本の水道水は安全でそのまま飲めると言われています。
水道局は51項目もの検査をしていて、それにクリアした水のみ各家庭に届けられているのでそれほど心配する必要はありません。
しかし、水道局から水道管を通って各家庭に届けられます。
水道管が取り付けられたばかりのものであれば良いですが、何十年と使われている水道管が多いです。
こちらの画像を見たとき私は衝撃を受けました。
段々水道管に汚れが蓄積され、いざ水道管の中を見てみるととんでもない状態になっていたということも珍しくありません。
赤さびがこびりついていて、大変な状況になっていることもあるのです。
水道管は鉄や鉛で作られているため、徐々にさびていきます。
水道管を通って各家庭に水が届けられるため、きれいな状態を維持するために定期的に水道管を掃除したり、交換したりとケアがされていると考える人もいるでしょう。
健康な生活を送るために、サポートしてくれるのが当たり前と考えるかもしれません。ですがメンテナンスを小まめにすることは非常に困難のようです。
・水道管を掘り起こすのが大変(通行止めなど)
・水道を止めなければならない
・全国の水道管のメンテナンスは人件費と時間がかかる
色々な理由を上記で述べましたが、よって水道管は1度設置すると、めったにメンテナンスができないというのが現状です。
鉄や鉛といったさびる物質で作られているため、何十年とそのままになり赤さびなどが大量発生するのです。
そんな危険な状態で運ばれている水道水を、ミルクに使うということに抵抗をしめす方も多いでしょう。
先程の画像を通って各家庭に水が届けられている可能性があるのです。
2−2.貯水タンクの環境もよくありません
水道管について話をしましたが、あわせて貯水タンクについても考えなくてはいけません。
屋上に設置されていることが多いと言いましたが、その点問題になっています。
冷却機能などがなく、夏場や梅雨時期でもそのまま貯められているのです。
貯水タンクの容量が10トンを超える場合は、年1回以上貯水タンクの清掃や水質検査をすることが義務付けられています。
また、屋外に貯水タンクが設置されている場合、20年から30年で貯水タンクの取りかえを行わなくてはいけないという決まりもあります。
そのため、ほとんどの場合、年に1回は清掃や点検が行われているので安心と思うかもしれません。
しかし、多くても年に1回しかメンテナンスをしていないとなると不安が残ります。
加えて、貯水タンクの容量が10トン以下の場合は、清掃や点検は管理者や設置者に任されています。
10トン以下の貯水タンクは100万件ほどあるので、近くにあるマンション、自身や家族が生活しているマンションが該当するということは珍しくありません。
特に夏や梅雨などの湿気が高いときは、貯水タンクの側面や底面にカビやコケなどが繁殖してしまいます。
嫌な臭いがしたり、水が変色したりとトラブルが起こっています。
カビやコケが繁殖している貯水タンクから供給された水を飲んだり、害虫が住んでいる水道水を使ってミルクを作っていたりするかもしれません。
考えるだけでも、ゾッとしてしまうのではないでしょうか。
2-3.水道水には残留塩素が含まれている
日本の水ですが、昔と比べて状態がよくありません。
工場から汚染物質を流さないなど徹底されるようになりましたが、昔と比べると水が良い状態ではなくなりました。
そのため水道局は浄水場にてろ過や殺菌や消毒を行い、水道水として供給しています。
きれいな水にするために塩素を使っていて、残留性のある塩素が水道水に含まれています。
また、浄水場から1番遠い地域に届けられるときに、最低0.1PPM以上の濃度でなければいけないという決まりもあるのです。
浄水場から離れれば離れるほど濃度が薄くなるので、浄水場から近いとかなりの濃度が残っていることになります。
残留塩素が含まれていることで、塩素独特の臭いがすることがあります。
水道水は臭いが苦手という人もいますが、塩素が含まれていることが原因です。
安全だとは言われていても、残留塩素が入ってることで気持ちよく水道水を飲めない人もいます。
ミルクを作る際も、水道水をそのままだと塩素濃度が気になって抵抗があると感じるでしょう。
昔と比べて水の状態が悪くなった半面、たくさん消毒されるようになり、残留塩素について不安を感じる声が集まっています。
3.体への影響
水道水はさまざまな危険があります。
体への影響も問題視されていますので、どんな問題があるか見ていきましょう。
水道水は安全に飲めるよう、水道局にて厳しい検査がされています。
厳しい条件をクリアするために、塩素にて消毒をするなど体にとって悪い物質が含まることになります。
赤ちゃんのミルクを作るために、水道水を使い続けるのか、それとも体への影響のことを考えて他の方法をとるのか考えるきっかけになるでしょう。
3-1.放射線について考えよう
東日本大震災の際に、福島県の原子力発電所事故があり放射線に関してさまざまなトラブルが起こりました。
水道水に関しても問題視されていて、実際関東の浄水場から放射線が検出されています。
放射線を大量に浴びてしまった際、細胞の奥深くまで浸透してDNAを破壊、切断してしまいます。
これによって細胞の回復機能が働かなくなり、重度の障害を抱えたり、病気になったりといったことが考えられるでしょう。
さらに放射線は、大人も子供も年齢に関係なく影響を受けます。
子供の方が甲状腺がんになりやすいなど特徴はありますが、大人でも子供でも何らかの影響を受けるので注意が必要です。
妊娠中にお腹にいる胎児が影響を受けることが多々あり、お腹の中で命を落としてしまうケースも起こっています。
また無事産まれても、奇形児や発達障害や精神遅延が起こったり、ガンを発症したりする可能性が高く問題視されています。
ご本人はもちろんのこと、大切な家族や子供、そしてお腹の中にいる我が子を守るためにも放射線に注意をしなくてはいけません。
無事元気に産まれてきた赤ちゃんに、放射線を浴びているかもしれない水道水を使って作ったミルクを飲ませると考えると恐ろしくなりませんか。
今後、また大きい地震がいつ起こるかわかりません。
あってはいけませんが原子力発電所の事故も、また起こる可能性があります。
水道水には、放射線による怖さもあると覚えておきましょう。
3-2.塩素が残っているので危険
水道局にて厳しい条件が設定されていて、検査をクリアした水しか各家庭に届けられないようになっています。
しかし厳しい条件をクリアしたからと言って、必ずしも安全な水とは言い切れないのです。
水をきれいにして水道水として供給するために、塩素を使って消毒しています。
塩素は消毒をするために役立つものですが、タンパク質を破壊したり、食堂や胃の粘膜を傷つけてしまったりするというデメリットがあります。
水道水には残留塩素が含まれているため、体内に取り込んだときに病気になるかもしれません。
特にアトピーやアレルギー体質の人は、残留塩素による影響を受けやすく、アトピーやアレルギーが強く出るというケースもあります。
赤ちゃんは大人よりも免疫力が低いので、少し塩素が残っている程度でも影響を受ける可能性もあるのです。
また残留塩素が残っている水道水を使い続けることで、どんどん蓄積されてある日体調を崩すということもあるので注意しましょう。
4.そのまま使い続けるとどうなるのか
水道水は厳しい基準をクリアしてから、浄水場から水道管を通って運ばれてきます。
きれいで安全と言われてきましたが、実際使用することで悪い影響を及ぼすこともないとは言い切れません。
すぐに影響が出なくても、徐々に蓄積されて影響が出ることもあります。
赤ちゃんのミルクを作るために使用する水道水の量は、さほど多くないので、少しぐらい大丈夫ではないかと思うかもしれません。
しかしずっと使い続けることで、症状が出ることもあります。
4-1.残留塩素が含まれいる水道水をずっと飲むとどうなるのか
水をきれいにして水道水として供給するために、塩素を使って消毒しています。
塩素は消毒に欠かせないものですが、残留塩素があることで使い続けるとさまざまな影響を及ぼします。
塩素が消毒をする際に、トリハロメタンという物質を生成しているわけですが、実はこのトリハロメタンにこそ、さまざまな問題があり重要視されているのです。
発がん性物質であること、免疫力が低下する、アトピーやアレルギー症状が出やすくなる、髪や肌にダメージを与えてしまうと、多くの問題を抱えています。
赤ちゃんのミルクを作るために水道水を使うことで、子供のうちからガンの症状が出たり、熱を出しやすくなったりと影響が出るのは大変なことです。
また大人と比べて、赤ちゃんや子供は繊細です。
赤ちゃんは肌も弱く、トラブルが起きやすいところに、アトピーやアレルギー症状が出やすくなるとどうでしょうか。
かゆがって、夜ゆっくり眠れず夜泣きを繰り返すこともあるでしょう。
また湿疹が顔など目立つところに出て、見ていてかわいそうになるかもしれません。
髪や肌にダメージも与えてしまいますが、赤ちゃんだけではなく一緒に水道水を飲んでいる大人にも影響を及ぼします。
ママの髪の毛が抜けやすくなったり、肌が荒れやすくなったりとトラブルが起こります。
5.ミネラルウォーターや水道水を沸騰させるなどの方法について
水道水をそのまま使わない方法として、ミネラルウォーターを購入したり、水道水を沸騰させたりして使うという方法があります。
ミルクを作るために適しているのか見ていきましょう。
5-1.ミネラルウォーターを使うのはOK?
ミネラルウォーターで、ミルクを作ることができるのでしょうか。
水は2種類に分けることができます。
硬水と軟水の2種類に分かれますが、ミルクを作る際は軟水を選ばなくてはいけません。
軟水は、腎臓の負担になるミネラルの量が少ないためミルクを作っても大丈夫と言われています。
粉ミルクには、ミネラルを含めて赤ちゃんにとって必要な栄養素がたくさん含まれているため、硬水のミネラルウォーターを使用するとミネラルの過剰摂取になります。
ミネラルを過剰摂取すると、赤ちゃんの未熟な腎臓に負担をかけるので使わない方が良いです。
5-2.水道水を沸騰させる
水道水には、トリハロメタンが含まれています。
トリハロメタンを取り除くために、水道水を沸騰させる方法があります。
沸騰したらすぐ火を消すのではなく、10分以上沸騰させなくてはいけません。
沸騰してから5分程度だと、トリハロメタンの濃度が一時的に上がるので注意が必要です。
6.体へ悪影響のない水とは(ウォーターサーバーの利点)
体への影響のことを考えて、ウォーターサーバーを使う家庭が増えてきました。
さまざまな利点があるので見ていきましょう。
6-1.有害物質を取り除くことができる
ウォーターサーバーには、有害物質を取り除くことができるフィルターが使用されていることがほとんどです。
発がん性がある物質、アトピーやアレルギー症状がひどくなる物質と、さまざまな物質に関して対策をとることができます。
また山奥の水を使用しているなど、きれいな水であるため安心して飲むことができます。
6-2.調理が簡単
ウォーターサーバーは、水とお湯の2種類レバーがついていることがほとんどです。
そのため、わざわざお湯を作らなくても簡単に粉ミルクを作ることができます。
水道水を沸騰させてミルクを作るとなると、大変時間がかかってしまいます。
赤ちゃんをずっと泣かせたままにして、ミルクを作るというのは精神的にも辛いでしょう。
その点、ウォーターサーバーであれば気軽にそして安心して粉ミルクを作ることができます。
7.赤ちゃんの為にできることとは
かわいい我が子の健康を守ってあげられるのは家族しかいません。
赤ちゃんの体を作っているのはミルクです。(母乳の場合を除く)
安心安全の水を使ってミルクを作りたいと私は思います。
今はウォーターサーバーでミルクを作っています。
もちろん安く購入したいのでいくつかのメーカーを比べた結果こちらが一番お得で安全だと確信しました。
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初期費用、サーバーレンタル料、配送料(一部地域を除く)はすべて無料。
毎月のお水代金しかかかりません。
また通常プランだけでなく3年パックという超お得なプランもありました。
他社のサーバーと比べてシンプルなデザインが特徴のスタイリッシュなサーバーなので、家のインテリアにも邪魔しないかなと思ったからです。
それに自分も他の家族もいつでもおいしい水が飲めるのも魅力的だと感じました。
まあ何よりも我が子への健康が一番ですよね!
安心安全なミルクを提供したいので卒乳までは継続するつもりです^^