TVerを徹底解剖！料金や利用方法は？メリット・デメリットを調査！

「見逃し配信」という言葉を耳にする機会は、ここ数年で一気に増えたのではないでしょうか？
見たかったテレビ番組を見逃してしまった時やリアルタイムで1度見たけれどもう1度見たくなった時などに嬉しいサービスですよね。
そんな見逃し配信サービス「Tver（ティーバー）」に焦点を当てて、料金や利用方法、メリットやデメリットについて徹底解説します。
「TVerに興味があるけれどどんな内容なのか分からない」という方は、ぜひ参考にしてください。

●TVerについて●

そもそもTVerとは、2016年に日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビの民放テレビ局5社が共同で立ち上げた動画配信サービスです。
インターネットやスマートフォンの急速な普及によって急増していた「違法な動画配信」の防止や対抗を運営理念に掲げ、スタートしました。
YouTubeをはじめ、AmazonプライムやNetflixなど多種多様な映像コンテンツが急増する中、テレビの見逃し配信をおこなうことによって、テレビ離れを食い止めています。
各テレビ局が放送している人気ドラマやバラエティ、アニメなどの見逃し配信のほか、リアルタイム配信やライブ配信など、約400番組以上を視聴可能です。

●利用料金●

TVerは完全無料で利用できる動画配信サービスです。
他の動画配信サービスでよく見る「レンタル◯◯円」や「△プランは有料」というような課金発生は一切ありません。
TVer内で配信されているコンテンツは、すべて無料で何度でも視聴することができます。
これはブラウザ版であってもアプリ版であっても同様です。
※接続時の通信費やプロバイダ代金などは利用者の負担です
無料で視聴できる点を不安視する方もなかにはいますが、TVerはテレビ局が運営している公式サービスであるため、危険性は一切ありません。
【TVerが無料の仕組み】
・TVerはテレビ放送と同じように、CMのスポンサー料を得て無料でサービスを提供できる仕組み
・広告による収益があるため、視聴者から料金を徴収する必要は無い！

●メリット●

メリット①面倒な会員登録が不要！
TVerの最も大きな特徴でありメリットなのが、「会員登録不要」でそのまま利用できることです。
ほとんどの動画配信サービスでは、視聴するにあたってメールアドレスやパスワードを入力するなど、アカウント作成から始めなければいけません。
登録の手間が発生したり、そもそもメールアドレスなどの個人情報を入力することに抵抗があったりと、会員登録を億劫に感じる方も少なくないでしょう。
TVerはそんな面倒な会員登録などは一切不要で、すぐに見たい番組を視聴することができるのです！
登録が不要のため利用頻度が減っても解約の手間もなく、好きなときに好きな番組を好きなだけ視聴できる点が大きな魅力ではないでしょうか。

メリット②キー局＋地方局を網羅！
TVerは日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビのキー局のテレビ番組に加えて、地方局のローカル番組も楽しむことができる点もメリットのひとつです。
各テレビ局のバラエティ番組をはじめ、ドラマやアニメ、情報番組など、幅広いジャンルを視聴できます。
同じ動画配信サービスでも各テレビ局が作成した番組に偏ることが多い傾向にありますが、TVerでは局の縛りがないところが嬉しいですよね。
また、TVerは全国放送していない地方ローカル番組の配信もおこなっています。
例えば、千鳥の冠番組「相席食堂」はABCで放送されていますが、TVerで配信されているため、関西ローカルにも関わらず日本全国で視聴可能です。
「好きな番組が自分の住んでいる地域で放送されない」という場合は、TVerを利用して視聴してみてはいかがでしょうか？

メリット③4段階の速度再生が可能！
TVerでは、通常速度である「×1.0」以外に「×1.25」「×1.5」「×1.75」の4段階の再生速度を選択できます。
いつも「×1.25」で視聴するという方や、じっくり見たい部分だけ通常速度で、他の部分は倍速でみるという方など、倍速視聴のニーズは年々高くなっているのです。
難しい設定も不要で、視聴画面の右上に倍速再生の項目があるため、その部分をタップするだけで変更できます。
30分番組を「×1.25」にすると24分、「×1.5」では20分、「×1.75」では17分で視聴できるため、内容をさっと確認したい時などに便利な機能です。

メリット④画質選択が可能！
TVerなどの動画配信サービスを利用する際に、通信量が気になる方は多いのではないでしょうか。
面白い番組が多すぎてついつい見過ぎてしまい、気づいたら通信制限の通知が…。なんてことになりたくないですよね。
そこで役に立つのがTVerの画質選択機能です。
番組をラジオのように聞き流したいときは低画質を選択して、通信量を節約しながら楽しめます。
綺麗な画質でドラマを楽しみたいときなどは高画質を選択するなど、状況に合わせて画質を選択しましょう。

●デメリット●

デメリット①広告による視聴中断
TVerの最大のデメリットは、動画の視聴中に広告が流れることです。
さらに、TVerの広告は途中でスキップすることができないため、YouTubeなどのスキップできる広告に慣れている方にとっては大きなデメリットに感じるでしょう。
主に動画を視聴する前と終わり、動画の途中などに1分前後の広告が流れます。
しかし、先述したようにTVerは広告によるスポンサー料で無料提供できる仕組みを構築しているため、広告を無くすとTVer自体が有料になってしまいます…。
TVerで流れる広告はテレビで流れるCMのような感覚で捉えましょう。

デメリット②視聴期間の制限
TVerでは、配信されている作品ごとに視聴期限が定められています。
番組ごとに視聴期限は異なりますが、多くが配信から1週間までに設定されています。
「TVerで見逃し配信されているから…」と、安心していたらいつの間にか視聴期限が過ぎて見られなかったというケースもしばしば。
TVerでは、基本的に新しい回が放送されるまでが視聴期限であることが多いため、好きな番組の放送日時をきちんと覚えておきましょう。
しかし、特別番組などは視聴期限が多めに取られていたり、過去の放送が一挙配信されたりと、TVer内の特集が開催されるサプライズもあります。

デメリット③オフライン視聴が不可
オフライン視聴とは、動画作品をデバイスにダウンロードして、通信量を使わずに再生する視聴方法です。
あらかじめ好きな動画をダウンロードしておき、通勤や通学時、友人の家などで動画を視聴する際に役立つオフライン視聴ですが、TVerにはダウンロード機能がなく、オフライン視聴が利用できません。
そのため、Wi-Fiなどのネット環境が整った場所で視聴する必要があります。
契約しているスマホの料金プランを通信量に応じた従量制にしている方は、画質に気をつけるなど工夫して再生しましょう。

●TVerの利用方法●

冒頭でも紹介したように、TVerを利用する際に会員登録は必要ありません。
そのため、TVerを視聴するデバイスでアプリをインストールする、またはブラウザで視聴することができます。
視聴方法はとっても簡単です！

●まとめ●

以上、TVerの利用料金やメリット・デメリット、利用方法についてご紹介しました。
TVerはテレビ番組の見逃し配信を中心に、幅広いジャンルの作品が視聴できる便利な動画配信サービスです。
登録不要、完全無料で楽しめるTVerを、この機会にぜひ利用してみてはいかがでしょうか。