新生銀行について詳しくご紹介!
株式会社新生銀行は東京都中央区に本社がある普通銀行です。
「消費者金融事業」と「ネットバンキング」に強みを持つ公的資金注入行です。
新生銀行は「旧日本長期信用銀行」を「北海道拓殖銀行」と「日本勧業銀行」が分離して、1952年に設立されました。
1998年10月に経営破綻し金融再生法に基づく初の一時国有化が決まりました。
随分前の話ですが、「新生銀行の経営は大丈夫だろうか」と心配される方も多いと思います。
そこで、今回は「新生銀行」について詳しく説明していきたいと思います。
その①金利
金利とは何?
・投資金額に対して支払われる年間利息の割合のことです。
・銀行から預金者に支払われる1年分の預金利息の割合となります。
メガバンクの定期金利は0.002%・普通預金金利は0.001%極めて低いです。
1年間100万円預けても利息は10円とかなり低金利になっています。
そのためネットバンクを中心に金利アップで、顧客を集める手法が広まっています。
新生銀行も個人向け定期預金金利の引き上げを行いました。
業界最高水準「円定期預金の金利0.2%」と金利を引き上げることで、新規口座開設を増やすのが目的です。
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その②口座の開設方法
新生銀行で口座を開設したいけど、どうすればいいの?
新生銀行はネットバンクなので、パソコンかスマホからの口座開設となります。
「お申し込みの流れ」
ステップ①新生銀行のお申し込み画面からお客様情報をご入力
ステップ②「本人確認書類」運転免許証
ステップ③署名(印鑑不要)
ステップ④申請者ご本人の顔を撮影
ステップ⑤送信
以上でお申し込み完了となります。
スムーズに口座開設するには必要な書類をあらかじめ用意していた方が良さそうです。
申し込み手順としては簡単に出来そうですが、顔を撮影するならパソコンよりもスマホの方がもっと簡単に申し込みが出来そうですね。
地方によっては店舗を構えてる所もあるので、お近くに店舗がある方はそちらをご利用されてはいかがでしょうか。
(全国26店舗 札幌・名古屋・京都・大阪・神戸・福岡)
その③対応ATM
新生銀行のATMはどこにあるの?
新生銀行は提携している全国のコンビニATMや銀行ATMからご利用になれます。
提携しているコンビニや銀行の中でも手数料金が無料と有料に分かれています。
また出金のみのATMもありますのでまとめてみました。
⚪︎出金・預金できるATM
セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・pat sat・ゆうちょ銀行(手数料1回110円)
・イオン銀行(イオンショッピングモール、ミニストップ、マックスバリューなど)
⚪︎出金のみATM
・VIEW ALTTE
⚪︎出金のみATM(手数料1回110円)
・三菱UFJ信託銀行・三井住友信用銀行・商工中金
提携コンビニATMは24時間365日ご利用できます。
銀行ATMは営業時間内のご利用となります。
その④新生銀行の住宅ローン
新生銀行で住宅ローンを申し込むにはどうしたらいいの?
新生銀行は基本ネットバンクなので、新生銀行のサイトからのお申し込みになります。
新生銀行は住宅ローンの相談窓口はあるの?
「電話対応」・「テレビ電話」・「対面対応」の3つがあります。
⑴電話対応:新生パワーコール「住宅ローン専用」窓口にて全国で相談ができます。
⑵テレビ電話:WEBにて事前予約が必要です。
⑶対面での対応:全国26店舗 札幌・名古屋・京都・大阪・神戸・福岡
地方の大都市にしか店舗がないため対面での相談のハードルが高いのが現状です。
とは言え住宅ローンを「電話相談だけで決めてしまうのは不安」と言う方も多くいると思います。
そんな方はコロナ禍もあるので、テレビ電話が良いかもしれませんね。
『新生銀行の住宅ローンを選ぶメリットは?』
人生の中で住宅はかなり高い買い物ですよね。
そこで「住宅ローンを組む銀行は慎重に選びたい」と思われるは当然のことでしよう。
新生銀行は他行とくらべてメリットはなに?
大きく分けてメリットは4つあります。
メリットその①事務手数料の安さ
新生銀行の住宅ローンはなんといっても事務手数料の安さにあります。
融資事務手数料が55000円(税込み)他行のネット銀行に比べて、かなり安くなっています。
一般的なネットバンクの融資事務手数料は「借入金額×2.2%(税込み)」となっています。
例えば
・借入金額が3000万円の場合は手数料が66万円の計算になります。
出来るだけかかる費用をおさえたいだけに、借り入れ当初の負担を減らせるのはかなり大きなメリットになるでしょう。
メリットその②頭金を10%以上用意すれば、金利が優遇される
新生銀行の住宅ローン「固定金利タイプ」を当初利用するときは頭金(自己資金)を物件金額の10%以上用意することで、金利が0.05%優遇されます。
優遇されると他行のネット銀行と比べても固定20年の金利が、ダントツの金利の低さになります。
固定20年での借り入れを検討されている方にとって、融資事務手数料と合わせて利用すれば、かなりの費用が抑えられるので、新生銀行を有力候補となるでしょう
メリット③「安心保証付団信」とは?
新生銀行は「安心パック」に加入すると、「安心保証付団信」を利用することができます。
「安心保証付団信」とはガン・脳卒中の特定の症状にかかわらず、所定の要介護状態が、180日以上継続した場合に介護保険金(住宅ローン残高相当額)が支払われます。
また同じく要介護3以上に認定された場合も支払われます。
よって、住宅ローンは完済となります。
ずっと健康でいたいのは当たりまえのことですが、人生何が起こるのかは予測不可能です。
そんなとき慌てないように備えておいた方が安心できますので、「安心保証付団信」をご利用することをお勧めします。
メリット④契約日の金利が適用される
新生銀行は住宅ローンの契約日から金利が適用されます。
他行のネットバンクでは住宅ローンの契約日ではなく、融資実行日の金利が適応されます。
しかし新生銀行は住宅ローンの契約日の金利が適応されます。
つまり、契約日から融資実行までの間に時間がかかると「金利が変動する」こともあるので、想定していた金利よりも高くなってしまうこともあります。
なので、新生銀行は契約日から金利を適用されるので、返済計画が立てやすくなっています。
『新生銀行の住宅ローンのデメリット』
何事もメリットがあれば、デメリットもあります。
新生銀行の住宅ローンのデメリットについてご紹介します。
デメリット①変動フォーカス事務手数料安くない。
上記で紹介した通り新生銀行の住宅ローンは事務手数料が安いことがメリットです。
しかし新生銀行の住宅ローンにも例外があります。
「変動フォーカス」を選んだ場合は事務手数料が借入額×2.2%が採用されます。
結果、他行のネットバンクと同じように高い手数料が、かかってしまいます。
住宅ローンは長い年月払うことを考えると、家賃感覚での住宅ローン選びは先で払えなく場合もあるでしょう。
デメリット②変動金利5年ルール、125%ルールが適用されない
新生銀行の住宅ローンの大きなデメリットが、変動金利に安全借置を設けていないことです。
多くの住宅ローンは金利上昇の煽りを受けて破綻するリスクがあるため、変動金利の利用者を守るための5年ルールと125%ルールの仕組みを設けています。
⚪︎5年ルールとは返済額は5年に1度見直しされる(5年間は一定の返済額)
⚪︎125%ルールとは金利見直し時に返済額が上昇する場合も、それまでの125%を超えてはいけない
新型コロナウイルス感染拡大やロシアのウクライナ侵攻など世界情勢によっては急激なインフレを受ける可能性もありえます。
新生銀行の住宅ローンの変動金利は比例して上昇するので、こまめに金利傾向をチェックする必要があるでしょう。
まとめ
以上、新生銀行の口座開設方法や対応ATM・住宅ローンなどご紹介してきました。
新生銀行のネットバンキングを利用してみてはいかがでしょうか。