タマホームは本当に安い？特徴や評判を検証！

注文住宅を建てる際、どこのハウスメーカーで建てようか悩む方が多いのではないでしょうか。今回は、ローコスト住宅として人気のハウスメーカー「タマホーム」について家づくりのこだわりや特徴、口コミなど調べてみましたので、是非契約の際の参考にしてみてください！

◎タマホームとは◎

タマホームとは「よりよい物をより安く」をモットーに木造住宅の注文建築を行っている会社です。
キャッチコピーは“Happy Life Happy Home TAMA HOME“。
ＣＭでもこちらの言葉が起用されておりましたので、耳にした方も多いのではないでしょうか。
◆タマホームの基本情報◆
会社設立 1998年6月
工法 木造軸組在来工法
住宅タイプ 平屋、２階建て、３階建て
坪単価 45万円～50万円
年間受注件数 12,000件以上
保証期間 保証期間：10年間
（最長60年間）
公式サイト https://www.tamahome.jp

タマホーム創業のきっかけは、会長自らがアメリカを訪れた時に感じた、「日本の家は高すぎる」という想いからだそう。
家づくりにかかるコストを徹底的に削減することで、「高品質・適正価格」を追求し、長く快適に住める品質と、手に届きやすい価格を通じて、住む人の人生をずっと支えていきたい。建てて終わりではなく、建てたあとの幸せまでをつくれる住宅会社を目指して、挑戦を続けているとのこと。

タマホームの強みは低コストで注文住宅が建てられる点で、20代・30代で住宅を建てたい方にも人気があります。
では何故タマホームは低コストで付加価値の高い家を提供できるのか。
コストダウンの仕組みを調べてみました！！

◎ローコストの仕組み◎

①中間業者をはさまない、施工の直接管理！
一般的なハウスメーカーの場合、メーカーと実際に工事を担当する施工業者の間には、現場管理会社が入って施工を管理します。
タマホームは各案件の施工を自社支店の工務チームが直接管理することにより、中間業者にかかるコスト削減と、業務効率化による工期の短縮を実現。家づくりのムラ・ムダを省くことで、お客様の予算にあわせて高品質な住宅を提供できる、安心の価格を実現しています。

②生産者と直接つながる、新しい流通システム！
タマホームでは、木の家づくりの要となる高品質・低価格の国産木材を安定的に生産・供給する流通システム「タマストラクチャー」を構築。森林組合や林業者、製材工場とタマホームが直接つながることで、中間マージンをカットし、市場の相場や時期に左右されない安定した価格での仕入れを可能としました。
この流通システムは、林業の活性化と森林資源活用につながることから、2013年度グッドデザイン賞を受賞しています！

③住宅設備の大量発注によるコストダウン！
年間の建築予定棟数に合わせて、キッチン・バス・トイレなどの住宅設備を、それぞれ専門の設備メーカーと事前に供給数を協議した上で価格設定をし、大量に仕入れることでコストを圧縮。これによりハイクオリティな製品を低コストで仕入れることが可能となっております。さらに自社工場などの製造設備や部材在庫を持つ必要もなく商品開発の経費もかからないため、大幅なコストの削減に繋がっています。

タマホームは「ローコスト・ハイグレード」な家づくりをモットーとしておりますが、ローコストの仕組みを理解すると、安い=低品質ではないことが分かりましたね！
続いて気になるのは耐震性や耐久性等ではないでしょうか･･･品質や保証について調べてみました！

◎補償とサポート◎

①地盤保証制度
タマホームでは、契約後、着工前に地盤調査を実施し、建築に適した強度を地盤が有しているかを確認します。その結果、地盤の強度が不足していると判断した場合、基礎補強工事や地盤改良工事※を行い、建築に適切な地盤の強度を確保します。
※地盤改良工事が必要な場合は別途費用がかかります。

地盤保証制度により、引き渡し後10年間は万が一の地盤沈下による建物の損害が発生した場合、大手損害保険会社の保険による賠償資力の確保により地盤保証が行われます！

②住宅瑕疵担保責任保険
住宅瑕疵担保責任保険とは、万が一、引き渡し後10年間の間に家に瑕疵（欠陥）が判明した場合に、その修復費用等が保険金により支払われるものです。
対象となるのは、国土交通大臣の指定を受けた保険法人の提携検査機関により基礎着工時の配筋検査、上棟後の中間検査及び防水検査を受け、各検査に合格した住宅の構造躯体と防水に関する部分です。

③シロアリ１０年補償
基礎パッキン工法により床下換気を行い、シロアリが嫌う乾燥した床下環境を作りあげ、シロアリ被害を防ぐという人にも環境にも優しい工法を採用。さらに、土台にはシロアリを寄せ付けにくいとされるヒノキ材を使用し、シロアリ被害を防ぎます。
万が一、補償期間内にシロアリ被害が発生した場合は、補償約款に基づき補償を受けることが可能です。

④最長６０年長期保証・点検
タマホームが実施する定期的な点検と有償メンテナンス工事を継続することで、10年毎の延長保証を継続することができ、最長30年間の保証が可能です。
また、長期優良住宅の認定を取得した場合は、最長60年間の保証となります。

続いて、タマホームで注文住宅を建てるメリットを口コミとともにご紹介していきます！

◎タマホームを選ぶメリット◎

メリットその①：ローコストで家が建つ
タマホーム最大のメリットは、やはり安く家を建てることが出来る点。
坪単価は45万円～50万円と言われており、他の主要なハウスメーカーと比べて７割ほどの価格に設定されています。

メリットその②：工期が短い
他社の場合、着工から完成まで3ヶ月から半年ほどかかるところを、タマホームでは約２ヶ月を目安としています。
先程も述べた通り、施工を外部業者に委託せず全て自社で行っている為、この工期を実現できているのです。

メリットその③：自由なデザイン設計ができる
注文住宅というと、ある程度の型が決まっており希望するデザインを建てられないことも多々あります。
タマホームでは、担当スタッフがオーナーのライフスタイルや家族の希望に沿って、おすすめのデザインを提案してくれます。
もちろん完全に自由設計ができるわけではないですが、家族の理想を反映させてくれると家を建てる楽しみも増えますよね♪

メリットその④：注文だけではなく、建売（分譲）住宅もある
建売（分譲）住宅は、注文住宅と違い自分好みに設計することはできませんが、すでに完成している住宅を実際に確認して購入できる点が魅力です。
完成済の分譲住宅であれば、全体の費用が掴みやすく、注文住宅と比べてローンの計画も立てやすいですよね！

次はタマホームにデメリットがあるのかを口コミをもとに調べてみました。

◎タマホームを選ぶデメリット◎

デメリットその①：特徴のない家になってしまう可能性がある

タマホームの口コミを調べていると、もっとスタッフの方から案を出して欲しかったとの声がありました。

営業さんは数多くの方と打ち合わせをしているので、スタッフの方任せにしていると、可もなく不可もないありきたりな家になってしまう可能性が。

これはタマホームに限った話ではないですが、このような場合は自分でとことん”どんな家にしたいか”というイメージをスタッフの方にお伝えください。施工主自身も積極的に家づくりに関わっていくことで自分の思い通りの家に近づいていけるのではないかと思います。

デメリットその②：オプションをつけると費用がかさむ
タマホームはローコストを売りとしているので、タマホームの標準仕様よりさらにグレードアップしたい！というオーナー様もいると思います。
オプションをつけてグレードアップすることにより、当初よりも費用が嵩んでしまうことも・・・。
自分の予算を明確にし、オプション費用と照らし合わせ妥協できないポイントのみオプションをつけるようにすることが大切です。

一生に一度の家づくりで満足のいく家を建てるにはやはり実際自分の目で見て触れることが大切だと思います。
タマホームには全国47都道府県に住宅展示場・モデルハウスを設けております。
是非足を運んで実際に「良質・低価格住宅」を体験してみてはいかがでしょうか。

◎まとめ◎

タマホームは価格が安いだけでなくしっかりと品質も担保されており、コストパフォーマンスに優れたハウスメーカーであることが分かりました。
口コミでは担当者への不満がありましたが、その点は後悔しない為にも担当者の変更を申し出て、積極的に家づくりに関わっていくことでより良い家を建てることが出来るのではないかと思います。
家づくりを考えている方は、実際に住宅展示場やモデルハウスに足を運んで、タマホームの家を体感してみてください！