近年では環境による影響を受けづらく、常に安定した高速通信が楽しめる光回線が主流となっています。
中でも快適な通信を楽しめると評判なのが楽天ひかりです。
今回は楽天ひかりの概要やメリット、デメリットについて詳しくご紹介していきます。
■楽天ひかりとは
楽天ひかりは、楽天モバイル株式会社が運営されている光回線サービスです。
より詳しく解説すると、NTT東日本・NTT西日本から提供されているフレッツ光と楽天ブロードバンドと呼ばれるプロバイダをセットに提供されている、プロバイダ一体型の光回線接続サービス=光コラボと呼ばれるものにあたります。
NTTの回線なので、とにかく安定しているのはとても魅力的と言えるでしょう。
楽天ひかりは、IPv6・IPoE接続に対応し、上り下りの速度が最大で1Gbpsという高速通信を行うことが可能です。
最新の通信規格を利用できることにより、混雑する時間帯であっても安心して快適な通信を行うことができます。
楽天ひかりは、楽天会員や楽天モバイルユーザーの利用者にとってお得に利用ができるとして人気が高いのも特徴です。
楽天ひかりの月額料金は、ファミリープラン(戸建て住宅)の場合5,280円、マンションプラン(集合住宅)の場合4,180円になります。
この料金にはプロバイダの利用料金も含まれているため、請求も分かれることがなくわかりやすくシンプルな点が魅力です。
実は、この月額料金について、楽天モバイルユーザーは1年間だけ無料で利用することができるので、他キャリアを使っている方は楽天モバイルと楽天ひかりに切り替えると大変お得になります。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
■楽天ひかりを利用するメリット
楽天ひかりを利用するにあたって、どのようなメリットがあるのでしょうか。
・月額料金が安くてお得
既述の通りですが、ファミリープランならプロバイダ込で税込5,280円、マンションプランなら税込4,180円で利用できます。
料金は他社と比べても僅差ではありますが安いですし、なんといってもプロバイダ込み、かつフレッツ光の回線を使っているためリーズナブルと言えるでしょう。
しかも、現在期間限定キャンペーンが行われており、楽天モバイルユーザーの方が楽天ひかりを契約することで、最初の1年間は月額料金が無料になるため、5万円〜6万円ほどお得になります。
・楽天市場でのショッピングで使える楽天ポイントが倍になる
楽天ひかりを契約した方は、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の付与対象となるため、楽天ポイントが+1倍アップとなります。
そのため、通常楽天市場のショッピングをすると1%ポイントが還元されますが、+1倍となるために2%還元に増えるという仕組みになり大変お得です。
さらに、楽天モバイルを契約された方にはさらに+1倍、楽天カードの利用者であればさらに+2倍と楽天グループのサービスをまとめて使うとよりお得感が高まります。
・ユーザーは楽天のメールアドレスを10個まで無料で使用可能
楽天ひかりを利用しているユーザーならば、10個まで追加費用もかからずメールアドレスを発行することができます。
家族分欲しい方、ショッピング用とゲーム用、仕事やプライベート用などのように細かく分けて使用したい方などにぴったりです。
■楽天ひかりのデメリット
一方で、楽天ひかりにも一部デメリットがあります。
この点も加味したうえで検討されると良いでしょう。
・契約期間が長め
楽天ひかりは、3年契約かつ自動更新によるサービスを提供されてます。
ドコモ光でも2年、auひかりで2年、3年、ソフトバンク光は2年、5年とあるように、ほとんどの企業が2年縛りです。
更新月は開通の翌月を1ヶ月目として換算して36ヶ月目から38ヶ月目が契約の更新月にあたります。
この更新月以外で解約することで、10,450円もの契約解除料がかかってしまうので注意しなければなりません。
解約を検討されている場合は、更新月をしっかり把握して検討しましょう。
・支払方法によっては手数料が別途かかる可能性があり
楽天ひかりは料金の支払方法が3つあります。
クレジットカード払い、楽天銀行デビットカード払い、口座振替です。
このうちクレジットカード払い、楽天銀行払い、また口座振替の口座を楽天銀行にしていると手数料が無料になるのですが、楽天銀行以外の金融機関での口座振替は110円の手数料がかかります。
そのため、楽天銀行の口座を開設しておくのも節約の一つになります。
・IPv6対応のルーターを自費で購入しなければならない
楽天ひかりは他社とは異なり無料でルーターが提供されていません。
そのため、楽天ひかりではルーターを自費で購入する必要があります。
・他社と比べて超高速通信のプランがない
楽天ひかりは上下とも速度1Gbpsの高速通信が利用できますが、NURO光やauひかりなど他社では5ギガ、10ギガなどの超高速通信がありますので、大容量のデータを送受信しなければならないといった環境にある方にはあまりおすすめができません。
近年は超高画質な動画が公開されていることやVRなどが人気を集めていて、これらはこれまでの高速通信よりもさらに高速な通信が求められていますので、注意が必要です。
・工事の際に立ち合いが必要になることがある
ドコモ光などのコラボ光から乗り換えをされる場合は特に不要になるのですが、新規で契約を行う場合に立ち合い工事が必要となることがあります。
戸建ては必ず立ち合い工事が必要ですので、1〜2時間程度の作業に立ち会うため自宅にいなければなりません。
■楽天ひかりの利用方法
楽天ひかりを開通するための申し込み方法をご紹介しましょう。
楽天ひかりは、WEBフォームから必要項目を入れて簡単に申し込みを行うことができます。
・楽天ひかりの申し込み方法〜開通までの流れ
㈰使用しているインターネットサービス、居住タイプ、設置先の都道府県、契約者名、事業者変更許諾番号などの情報を選択・入力して楽天会員としてログインしてから申し込みを行います。
1.申し込みから1週間ほどで楽天工事受付センターから回線調査結果、開通工事の日程について連絡が入ります。
2.開通工事はNTT東日本またはNTT西日本のスタッフにより立ち合いにて実施されています。ただし、すでにフレッツ光が導入された集合住宅に住んでいる場合は光回線の引き込み工事が不要になり、自身で設定を行う必要があります。
3.開通工事が終わったら、郵送されてきたアカウントのお知らせに沿ってインターネット接続の設定を行います。
4.接続が完了したら、その時点ですぐ楽天ひかりが利用できます。
ここまでの流れでだいたい1ヶ月前後かかります。
■楽天ひかりにアプリはあるのか?
楽天ひかり専用のアプリはありません。
ただし、楽天ひかりに関連するアプリとして、楽天モバイルが提供されているRakuten Casaと呼ばれるアプリがあります。
Rakuten Casaはいわゆる楽天モバイルが提供されている小型4G局になります。
このアプリを使用することでWi-Fiネットワークにスマホを簡単に接続することができるものです。
また、回線速度の確認もアプリ内で行うことができます。
■まとめ
いかがでしたか。
楽天ひかりは楽天ポイントが貯まりやすくなるなど楽天会員にとってはお得な特典が利用できます。
普段から楽天市場や楽天ブックスで買い物をされる方や出張などで楽天トラベルを頻繁に利用される方に大変おすすめです。
ただし、契約期間が3年と長めで、更新月以外の解約に手数料が10,000円ほどかかることから、その点もよく考慮したうえで検討されると良いでしょう。