「車にかかるコストを抑えられる」「レンタカーよりも気軽に利用できる」と、近年都市部を中心に利用率を伸ばしているカーシェア。
そんな話題のカーシェアのなかでも、圧倒的な会員数を誇っているのがタイムズのカーシェアです。
便利なサービスがあると知ってはいるものの、利用すべきかどうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、タイムズカーシェアの料金からメリット・デメリット、予約方法までご紹介していきます。
目次
そもそもタイムズカーシェアとは？
タイムズカーシェアは、レンタカーや駐車場などを展開するタイムズモビリティ株式会社が提供しているサービスです。
2009年5月から本格的にカーシェア事業へ参入しましたが、2022年9月時点で会員数が200万人を突破しており、業界首位を走っています。
消費者庁が公表した「カーシェアリングの動向整理」によると、カーシェア全体の会員数は2022年3月時点で約264万人、車両ステーションが約2万ヶ所です。
このデータからも、タイムズカーシェアの会員数が全体の多くを占めている事がわかります。
タイムズカーシェアは北海道から沖縄県までの全国各地に車両ステーションがあり、必要なときに車を借りられるサービスです。
事業者が提供する車を会員間で共同利用できるため、自分の車がなくても、近くの車両ステーションを予約して、そこに行くだけで簡単に借りられます。
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タイムズカーシェアの料金プラン
そんな便利なタイムズカーシェアですが、気になるのは料金ですよね。
タイムズカーシェアの料金体系は【月額料金＋利用料金】です。
タイムズカーシェアの利用料金
タイムズカーシェアには3種類の料金プランがあります。
ベーシック・ミドル・プレミアムに分かれ、その違いは利用する車種です。
たとえば、ベーシッククラスはSUZUKIソリオ・NISSANノート・TOYOTAのアクアなど、ミドルクラスはTOYOTAシエンタ・Hondaフリード・NISSANリーフに乗車できます。
プレミアムクラスはNISSANセレナ・TOYOTAアルファードやノアなど、定員が7.8名の大型自動車が乗車可能です。
72時間以降は1日単位で追加料金が発生するため、具体的にどのくらいの費用がかかるのか把握したい場合は、公式サイトの料金シミュレーションをご利用ください。
タイムズカーシェアの月額料金
タイムズカーシェアの月額料金は以下の4プランです。
① 個人プラン：880円の基本プラン
② 家族プラン：880円の支払いのみで家族全員が利用可能
③ 学生プラン：入会月から4年間月額料金が無料
④ 法人プラン：月額料金がずっと無料
個人と家族プランの場合、880円の月額料金がありますが、先ほど紹介した利用料金に当てられるため、コンスタントに利用すれば実質無料です！
タイムズカーシェアのメリット
タイムズカーシェアには気軽に車を借りられる以外にもさまざまなメリットがあります。
ここからは、タイムズカーシェアのメリットについて見ていきましょう。
①補償制度が料金に含まれていて安心！
車を運転する以上、必ずつきまとうのが車の事故・故障のリスク。
慣れない車を運転することになるカーシェアを不安視している方も多いのではないでしょうか。
しかし、タイムズカーシェアは万が一のための補償制度が利用料金に含まれています。
対人補償・人身傷害補償・対物補償が1名・1事故につき無制限、車両補償も時価額で保証されます。
すべて利用料金のなかに含まれているため、安心してカーシェアできます。
バッテリーあがりやインロックなどのトラブルに備えたい場合は、オプション¥330の安心補償サービスへの加入がおすすめです。
②業回最多のステーション数！
タイムズカーシェアの車両ステーション数は、全国各地に13,000ヶ所以上あります。
そのため、自宅から徒歩すぐの場所にあったり、旅行先にあったりと、さまざまなシーンで使用できる点が大きなメリットです。
カーシェアを利用しようと思っても、ステーションまで距離があると結局そこまでタクシーを利用することになったり、長時間歩いて疲れたりしてしまっては利用価値を感じませんよね。
しかし、タイムズカーシェアは業界最多のステーション数で、自宅からちょっとしたお出かけのときや、旅行先での移動などにとても役立ちます。
③24時間いつでも借りられる！
タイムズカーシェアは、24時間いつでも車を借りられるところも大きなメリットです。
急遽車が必要になったけれど、レンタカーの営業所がやっていなくて困ることもありません。
早朝でも夜中でも、24時間いつでも、必要な時に車を借りられます。
パソコンやスマホから予約をおこない、会員カードをかざすだけでドアの解錠が可能です。
タイムズカーシェアは急な予約にも対応しており、3分前まで予約可能、さらにキャンセルは1分前までOKです。
車が急に必要になったとき、直前に利用の必要が無くなったとき、どちらのケースでも対応してくれます。
④お得な特典・優待が豊富！
タイムズカーシェアの会員は「タイムズポイント」と「カーシェアポイント（CP）」の2種類のポイントを貯められます。
タイムズポイントとは、各種サービスの利用金額に応じて貯まるポイントで、たまったタイムズポイントは、タイムズカーの利用料金に充当することができるカーシェアeチケットや、商品券などに交換できます。
カーシェアポイント（CP）は、「車内美化」、「給油」、「エコドライブ」などタイムズカーを大事にご利用いただくとポイントがたまる仕組みです。
月額料金が無料になったりカーシェアeチケットを毎月プレゼントされたりと、お得な特典が受けられます。
そのほかにも、会員は「タイムズクラブ会員」と同様の特典やサービスも適用されます。
たとえば、ショッピング施設やレジャー施設の優待特典、JALとカーシェアを組み合わせることで、1kmごとに1マイルたまるサービスなどが対象です。
タイムズカーシェアのデメリット
タイムズカーシェアを利用する前に、デメリットも把握しておくことが肝心です。
利用後に後悔しないためにも、デメリットも踏まえたうえで検討しましょう。
①希望通りに借りられるとは限らない
カーシェアの仕組み上仕方ないことではありますが、ほかの利用者もいるため自分が使いたい日時・車両で予約が叶わないケースもあります。
タイムズカーシェアは急な予約も可能ですが、それは車に空きがある場合のみです。
とくに休日や連休、使い勝手の良い車種は人気のため、早めに予約をしないと使用できないでしょう。
タイムズカーシェアでは、基本的に2週間前からの予約を受け付けています。
予定が決まっている、借りたい車種がある場合は予約の活用をおすすめします。
②すべての車が禁煙・ペット同伴不可
不特定多数の方が利用するカーシェアでは、すべての車が禁煙・ペット同伴不可です。
そのため、普段からたばこを吸っている方や、ペットと一緒にお出かけを希望する方にとってはデメリットといえるでしょう。
タバコやペットの臭いが車のシートについてしまうと、次に利用する方が不快に感じてしまう可能性があります。
あくまでのカーシェアしている状態のため、ルール・マナーを守った上で利用しましょう。
③使用しなくても月額料金が発生する
タイムズカーシェアは会員制のサービスで、月額料金がベースで発生します。
月額料金もカーシェアの利用料金に当てられるため利用すれば実質無料になりますが、月に1回もカーシェアしないと、利用していないのに月額料金だけが発生してしまうのです。
そのため、カーシェアの利用頻度やコストパフォーマンスを検討して利用する必要があります。
そこで注目したいのが、入会から4年間月額料金無料の「学生プラン」や1人分の月額料金で家族みんなが利用できる「家族プラン」です。
月に1回も利用しないかも…と思う方は家族プランで利用したり、大学生の方は学生プランに入るなど、工夫してお得に利用しましょう。
④乗り捨てできる場所・できない場所がある
カーシェアでは基本的に借りた場所と同じ場所へ返す必要があります。
タイムズカーシェアでは、事前にしてすれば出発地と異なるステーションに乗り捨てできますが、利用できる箇所が一部のみです。
そのため、利用する際はそのことを考慮して計画を立てる必要があります。
引っ越しのように出発地に戻らないケースではなく、旅行や休日のお出かけ、車があると便利な出張など、使い勝手の良い場面で利用しましょう。
今後、乗り捨てできるステーションが増加する可能性もありますが、現状はこのような使い分けをおこなって利用する必要があります。
タイムズカーシェアの会員登録
タイムズカーシェアを利用するためには、まず会員登録から始めなければいけません。
タイムズカーでは5種類の入会方法が選べます。
① スグ乗り入会：入会から利用までWebで完結。アプリで解錠。
② クイック入会：Webで登録。会員カードは店舗受け取り。
③ インターネット入会：Webで登録。最短5営業後にカード発送。
④ カーシェア説明会：カーシェアの説明を受けた後にその場で入会。
⑤ 無人入会機：非対面で入会手続き。事前登録済みなら最短3分で会員カード発行。
タイムズカーシェアはご自身のライフスタイルに合わせた入会方法を選べるところも魅力の一つ。
まとめ
以上、タイムズカーシェアについてご紹介しました。
タイムズカーシェアは業回最多の会員数・ステーション数を誇る、使い勝手のよいサービスです。
お出かけや旅先など、さまざまなシーンで活躍します。
この機会に入会を検討してみてはいかがでしょうか。